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最近読んだ本

ブログで読書メモをつけようと思ったけど、案外、面倒なので、気が向いた時だけにしようっと。でも、とりあえず、読んだ本のタイトルくらいはメモしておこう。(あたくしの職業がばれてしまう書籍類は除外で:笑)

椎名誠 (2005)「食えば食える図鑑」、新潮社。
米沢嘉博 (2004)「マンガで読む「涙」の構造」、生活人新書、NHK出版。
ベターホーム協会編 「なるほど、料理のことば」、ベターホーム出版局。
石川九楊 (2005)「縦に書け!」、祥伝社。
藤原えりみ (2010)「西洋絵画のひみつ」、朝日出版社。
吉村英夫 (2000)「君はこの映画を見たか!」、大月書店。
俊藤浩滋、山根貞男 (1999)「任侠映画伝」、講談社。
新井由己 (1999)「とことんおでん紀行」、凱風社。
浅羽通明 (2006)「右翼と左翼」、幻冬舎。

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阿刀田高(2010)「日本語えとせとら」時事通信社

ツイッタに書き込んだやつのまとめ転載。読書で得たネタをこまめに記録しておこうなどと考えた。たぶん1ヶ月も持たないだろうとは思うが…

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阿刀田高(2010)「日本語えとせとら」時事通信社。読了。言葉ネタがいっぱい。さすがだ、面白かった。

・「日本人はイエス、中国人はノー」、英語で声をかけられて分からなかったとき日本人はとりあえずイエスと言い、中国人はノーと言う。

・「太陽と月が一緒に出たら明るいよな」「だから、明という字はそう書く」
・「女はくノ一と書く。女が座っている姿を現す象形文字。ノの代わりにフに近い形だったらしい。母もおんなじ。さらに乳房(乳首)を表わす点を二つ書いて初めて母になる」

・華氏と摂氏の換算法の言葉。「ローマに行こう」、華氏の「ローマ」(60度)が、だいたい「行こう」(15度)に対応する。

・化粧についての言葉、「いち白、に緑、さんに紅」、肌を白くして、緑の黒髪を整え、最後に口紅と。マージャンの「白発中」はこれに由来するとか。ほんとか?

・睾丸とテストの語源とか、オナニーの語源については知っていたw。つかLEXICONに書いたと思う。

・「岡目八目」:囲碁に由来する言葉。岡目、つまり傍観者から見ると、戦況がよく見えて、8目くらい先が見えるということ。

・「たそがれ」がWho is he?なのは知っていたが、ヨサコイが「夜さ来い」=「夜に逢いに来い」とは。「夜這い」も夜というのは当て字で、「呼ぼう」=「愛しい人の名を呼ぼう」からだとは。

・日本語の「的」は英語の-ticに対応する(音も似てる!)ロマンティック=浪漫的、エロティック=色情的。

・医療関係者が「ミスを犯したら大変だ」、阿刀田はこのセリフから別のことを書いてるが、緒っと別のことを想像し笑ってしまった。

・失敗することをオシャカにするという。鋳物や焼き物を作っているとき、火が強すぎると失敗する。「ヒガツヨカッタ」=「シガツヨカッタ」=「四月八日だ」。四月八日はお釈迦様の誕生日。ゆえに「オシャカにする」。

・「転勤だって?」「幸か不幸か、福岡(ふこうか)です。」

・「嫁をもらう」も「穴を掘る」とおなじ、結果の目的語だったとは知らなかった。言われてみればなるほどと思う。

・言葉遊び、備忘用に「いにしえの昔の、武士のさむらいが馬から落ちて落馬して、女の婦人に笑われて、赤くなって赤面し、家に帰って帰宅して、小さな刀の短刀で、腹を切って切腹し、とうとう死んで亡くなった」

・小泉純一郎のセリフ「坂―人生には三つの坂がある。上り坂、下り坂、そして、まさか」、ちっ、嫌いな奴だがうまいこと言うぜ。

・宴会で無理に酒を勧められたら、「私、手酌体質なんです」。俺の場合、自分のペースでガンガン酒を飲みたいときにこの言葉を使おう。

・スピーチとスカートは短いほどいい。

・古いユダヤ社会の格言、「満場一致の意見は採用しない」、わざわざ議論した問題で全員一致になるというのは議論が尽くされていないか、権力者が強引にそうしているか、疑わしい。

・昔は円の為替レートは360円だった。なぜか?最初、為替相場を作るにあたり円をどのくらいに見積もってよいか分からなかった。そこでなにしろ円だから360度ということで360円にしておこうと。

・菊池寛は妻に浮気がばれ、謝りながら、「60歳になったらマジメになります」と宣言し、59歳で亡くなったらしい。



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