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「イースタン・プロミス」

goo映画より

病院で働くアンナの下に、一人の少女が運び込まれる。意識を失くした少女は、女の子を産み落とし、息を引き取る。バッグに入っていた手帳にはロシア語で日記らしいものが書かれており、少女がロシア人であることが分かる。手術に立ち会ったアンナは、少女の身元を確認するため、ロシア料理レストランのオーナーに相談すると、自分が日記の翻訳をしようと申し出る。しかし、その後、謎のロシア人、ニコライがアンナに近付き始め…。


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easternpromise2.jpg
easternpromise3.jpg
★★★★

・画像を三つ並べたのは、別に他意はない。使える画像が3つあって、そのいずれも捨てがたかったから。というか、この映画、主役・脇役を問わず、キャラクターが生きていて、見ていて不自然を感じなかったし、どのキャラに萌えてもおかしくない。個人的には、ナオミ・ワッツの顔は好みなので、老け顔になっていてもオーケー。
・イースタン・プロミスという言葉は、ヨーロッパにとっての「東方」、すなわちロシアの人々向けの「約束」という意味。ロシアの貧民層に対して、ヨーロッパに行けばアレコレ良いことがあるよと言って誘い出し、結局、ヨーロッパでの裏社会での労働力として徴集し、搾取するという意味。リアルにはまったく知らないが、そういう構図はありそうだなと思える。
・この映画に浸るには、素直に、そういう甘言につられてウクライナからロンドンに来た若い娘の心情を慮ることが必要かと。
・個人的には、クローネンバーグ監督といえば「ビデオドローム」なのだった。あの頃、まだ独身で、深夜この映画を一人で何度も見て、俺ってばヤバイかもなと思ったことが多かったのだった。そして、そういう時には、決まってムーンライダーズの「マニアの受難」を聞いていたりしたのだった。


(2008/10/07)

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