John Barry -- The lion in Winter
中学2年生の時、何かで5000円もらって、なぜか映画館に飛び込んで「小さな恋のメロディ」を見た。日本の学校とまったく違うイギリスの初等・中等学校の雰囲気に衝撃を受け、結局、5回ほど連続して見に行って、それから映画に病みつきになった。小遣いやお年玉を全部映画につぎ込み、「スクリーン」誌を買っては暗記するほど毎日眺めていた。名画座にしょっちゅう出入りした。そこで「冬のライオン」を見たのだが、もちろんイギリスの歴史はよく理解しておらず、何の事だか分からず見ていた。だが、この妙に緊迫感がある音楽は耳について離れず、しばらくいつも頭の中でリフレインしていたと思う。思えば単純な年頃だった。
当時、NHKのラジオで関なんとかという人が案内役で映画音楽の番組をしていたと思う。いい番組だったと思う。
当時、NHKのラジオで関なんとかという人が案内役で映画音楽の番組をしていたと思う。いい番組だったと思う。