「イン・ザ・カット」
[27] 「イン・ザ・カット」 投稿者:Ashe 投稿日:2004/04/25(Sun) 22:43 [返信]
「言葉」にとりつかれているニューヨークの大学講師のフラニー。40近く?世間との繋がりを絶ち、腹違いの妹と静かな生活を送っていた。ある日、近隣で猟奇的な殺人事件が起きた。フラニーは犯人らしい人物を目撃していた。スラング採集のために行ったバーで、その人物が被害者の女にフェラをさせていたのだった。男の腕には刺青が。聞き込み捜査の刑事マロイには、話すことができなかった。彼女はマロイと関係を持つようになるが、2人につきまとうように不審な出来事が続き、マロイが犯人ではないかと疑うように。マロイにも例の刺青があったから。彼女に付きまとう巨漢の黒人学生、元彼のストーカー的医学部生、そして刑事マロイ。3人の男たちの間で、心の奥底にあった「性」が目覚めてしまったフラニーは、激しい感情に揺れる。
***
インザカットという言葉は、要するに、オマンコを意味するそうです。知りませんでした。ブロージョブ他の言葉は、エロ翻訳をしてる甲斐もあってたいてい聞き取れました(笑)
ミステリー的には主人公のメグライアンに絡む3人の男性それぞれについて、犯人かもと匂わせる描写があり、さらに次第に狂っていく主人公すら犯人かもと思わせ、上手いとは思います。心的描写についても、少し歳を食ってしまったインテリ女性の何か気が晴れない鬱々とした心境とスカッとしてないセックスライフを正面から表現していて好感が持てました。が・・・
いかんせん、画面が揺れすぎる。わざとだろうけど、頭が痛くなってしまいました。意図的に焦点をぼかし、クローズアップの多用で画面を落ち着きなくぐらぐら揺らして主人公の不安定な心理状態を表わそうとしてるのでしょう。僕にはダメでした。遠くからどっと落ち着いたアングルで写すだけで充分ななのに。セックスライフも、それがリアリスティックなのだろうけど、顔面を殴られた後も痛々しいメグライアンのセックスシーンはちょっとそそられません。あとの方の、騎乗位セックスはOKです。勃起しました。全体的に画面は汚く、雰囲気的に、何だかヤオイ小説を読んでる感じでした。そう、ウチのとこにそれこそ相手役の男の名前と同じ「マロリー」というストーリーがあって、あれもイカにもアメリカ版やおいと思わせるところがあるのですが、それっぽい感じです。確かに心理的な側面をじくじくと舐める感じをだそうとしてるのは分るけど、「俺、いいよ今は。勘弁して」という感じでした。それにしても3回ばかし星条旗が翻ってるショットが出てくるんですが、あれはイーストウッドの「ミスティック・リバー」を意識してるんでしょうか。何か意味があるのか?(でもわざとっぽい)
「言葉」にとりつかれているニューヨークの大学講師のフラニー。40近く?世間との繋がりを絶ち、腹違いの妹と静かな生活を送っていた。ある日、近隣で猟奇的な殺人事件が起きた。フラニーは犯人らしい人物を目撃していた。スラング採集のために行ったバーで、その人物が被害者の女にフェラをさせていたのだった。男の腕には刺青が。聞き込み捜査の刑事マロイには、話すことができなかった。彼女はマロイと関係を持つようになるが、2人につきまとうように不審な出来事が続き、マロイが犯人ではないかと疑うように。マロイにも例の刺青があったから。彼女に付きまとう巨漢の黒人学生、元彼のストーカー的医学部生、そして刑事マロイ。3人の男たちの間で、心の奥底にあった「性」が目覚めてしまったフラニーは、激しい感情に揺れる。
***
インザカットという言葉は、要するに、オマンコを意味するそうです。知りませんでした。ブロージョブ他の言葉は、エロ翻訳をしてる甲斐もあってたいてい聞き取れました(笑)
ミステリー的には主人公のメグライアンに絡む3人の男性それぞれについて、犯人かもと匂わせる描写があり、さらに次第に狂っていく主人公すら犯人かもと思わせ、上手いとは思います。心的描写についても、少し歳を食ってしまったインテリ女性の何か気が晴れない鬱々とした心境とスカッとしてないセックスライフを正面から表現していて好感が持てました。が・・・
いかんせん、画面が揺れすぎる。わざとだろうけど、頭が痛くなってしまいました。意図的に焦点をぼかし、クローズアップの多用で画面を落ち着きなくぐらぐら揺らして主人公の不安定な心理状態を表わそうとしてるのでしょう。僕にはダメでした。遠くからどっと落ち着いたアングルで写すだけで充分ななのに。セックスライフも、それがリアリスティックなのだろうけど、顔面を殴られた後も痛々しいメグライアンのセックスシーンはちょっとそそられません。あとの方の、騎乗位セックスはOKです。勃起しました。全体的に画面は汚く、雰囲気的に、何だかヤオイ小説を読んでる感じでした。そう、ウチのとこにそれこそ相手役の男の名前と同じ「マロリー」というストーリーがあって、あれもイカにもアメリカ版やおいと思わせるところがあるのですが、それっぽい感じです。確かに心理的な側面をじくじくと舐める感じをだそうとしてるのは分るけど、「俺、いいよ今は。勘弁して」という感じでした。それにしても3回ばかし星条旗が翻ってるショットが出てくるんですが、あれはイーストウッドの「ミスティック・リバー」を意識してるんでしょうか。何か意味があるのか?(でもわざとっぽい)