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「スパイダーマン2」

gooのあらすじにちょっと加筆して・・・

青年ピーターの生活は多忙を極めていた。大学で科学を専攻する傍ら、バイトに明け暮れる毎日。そしてひとたび事件が起これば、スパイダーマンとなってニューヨークの街を飛び回る。家賃もろくに払えず、経済的に苦しむおばも救えない。スパイダーマンとしての使命を優先させるため、好きな女性との約束も果たせない。一方、女優の夢を実現させたメリー・ジェーンは、ピーターへの想いを断ち切り、新しい恋人との未来を踏み出そうとする。孤独な日々に疲れきったピーターは、ついにスパイダーマンを辞める決心を固めた。だがそんな時、最強の敵ドック・オクが出現。ピーターはヒーローとしての決断を迫られる!

***

シリーズ1作目は見ていませんでした。今回が初めて。主人公のスパイダーマンがこれほど苦しい生活を送っていたとは! お金がありません。バイトをしてても、事件・事故がおきそうだと救助に向ってしまうので、クビになってしまいます。新聞社の編集長も資本主義の鬼です。叔母さんも経済的に苦しんでいるのですが、助けることができません。その苦しい叔母さんが20ドルお小遣いにくれるのですが、それを大家にもぎ取られるところなど悲しくて見てられませんでした。さらに極めつけは、心を寄せている彼女の舞台に見に行くときです。8時までに劇場に行けばよいことなのですが、たったそれだけのことができません。ここは泣きました(マジで)。彼女とのごく普通の約束が、守れないのです(事情があって)。彼女の心が離れそうになるのも分ります。そして正体をあらわすことができない苦しみ。ヒーローとしての力を持っていても楽しいことはありません。やめたくなります。ここで能力が発揮できなくなって空中から転落します(転落シーンは2度もあるが、両方生きてるのは笑わせどころか?)そう言えばハリーポッターにも転落シーンがあった。一度、スパイダーマンをやめたときのすがすがしい気分のシーンは、「雨に濡れても」の音楽とストップモーションの画像に嬉し泣きしました。ともあれ、ヒーローたる者、これではダメなのです。ヒーローとしての責任の問題が出てくるのでした。つまり、「大いなる力には大いなる責任が伴う」ということ。英語もチェックしておきました。

With great power comes great responsibility.

ここで主人公にヒーローとしての自覚を促す叔母さんの役者さんが最高(「マトリックス」での今は亡きオラクルおばあちゃんに匹敵)。
img_7.jpg
自覚を取り戻した後、敵が登場し彼女をさらっていき、戦いのクライマックスへ。この順序が大事ですね。「彼女をさらわれる」→「ヒーローとしての自覚復活」ではダメなのですよ。「ヒーローとしての自覚覚醒」→「彼女さらわる」なところで唸りました。タイトルバックのアメリカン・コミックの絵画はかっちょよかったです。

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