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「墨攻」

戦国時代。趙と燕の国境にある粱城は、趙によって攻撃されようとしていた。10万の趙軍に対し、梁城の全住民はわずか4000人。頼みの綱は墨家の救援部隊だったが、間に合いそうもなく、粱王は降伏を決断する。墨家の革離(かくり)がたった1人で駆けつけたのは、その直後だった。兵に関する全権を粱王から与えられ、早速城を守る準備に取りかかる革離。趙軍の指揮官・巷淹中は革離を好敵手と見なし、やがて激しい攻撃を開始する。
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★★★★

なにより、今の僕の心境として、こういう清廉な主人公がまぶしくて、まぶしくて、すごく憧れる。願わくば、ヒロインはキチンと生存してて、主人公をやさしく抱きしめて欲しかったりするのだった。ともあれ、味方の内部の一部が腐敗しているという設定はサスペンスを盛り上げていました。あと、圧倒的な群集シーンも良かった。

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