「ザ・マジックアワー」
goo映画から
★★
・限られた場所・シチュエーションで多数の人が入り乱れドタバタコメディを繰り広げるという三谷幸喜のパターンは、この人の作品の個性なのであり、売りなのだから、まったく問題ない。
・ただ、作品を重ねるたびに、キャラクターや題材の掘り込みの浅さ、笑いのわざとらしさ、あて書きが明瞭な脚本が、気になって仕方なくなってくる。分かったよ、もういいよ、という気持ちになってくる。
・次回作があっても、また、こんな感じの映画だろうと、あらかた想像がついてしまう。このパターンで他作と比べて抜きんでた傑作とか作れるのだろうか。
・テレビ等の宣伝がうるさかったのも、そのような気持ちに拍車をかけていた。ファンとの馴れ合いだけじゃないかと。
・その中で佐藤浩市は、笑いの部分を独り占めして輝いていました。あと市川昆監督も出てました。
(2008/6/13)
港町・守加護でクラブ「赤い靴」の支配人を任されている備後は、ギャングのボス・手塩の情婦・マリに手を出したのがバレて大ピンチ。5日以内に幻の殺し屋・デラ冨樫を探し出して連れて来なければ命はないと脅される。が、デラの居場所に皆目見当もつかない備後は替え玉を仕立てる苦肉の策に出る。そこで白羽の矢が立ったのが売れない俳優・村田大樹。主演映画を撮りたいと村田を騙し守加護へ連れて来るのだった。
★★
・限られた場所・シチュエーションで多数の人が入り乱れドタバタコメディを繰り広げるという三谷幸喜のパターンは、この人の作品の個性なのであり、売りなのだから、まったく問題ない。
・ただ、作品を重ねるたびに、キャラクターや題材の掘り込みの浅さ、笑いのわざとらしさ、あて書きが明瞭な脚本が、気になって仕方なくなってくる。分かったよ、もういいよ、という気持ちになってくる。
・次回作があっても、また、こんな感じの映画だろうと、あらかた想像がついてしまう。このパターンで他作と比べて抜きんでた傑作とか作れるのだろうか。
・テレビ等の宣伝がうるさかったのも、そのような気持ちに拍車をかけていた。ファンとの馴れ合いだけじゃないかと。
・その中で佐藤浩市は、笑いの部分を独り占めして輝いていました。あと市川昆監督も出てました。
(2008/6/13)