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「ランボー 最後の戦場」

goo映画から

タイ北部の山の中で孤独な日々を送っているジョン・ランボーのもとに、少数民族を支援するキリスト教支援団体の女性・サラが彼の前に現れる。彼らは軍事独裁政権による迫害が続く隣国ミャンマーの窮状を憂い、医療品を届けようとしていた。その情熱に打たれ、頼みを受けて目的地の村まで送り届けるランボー。しかし本拠地に戻った彼に届いたのは、サラたちが軍に拉致されたとの報せ。救出のために雇われた最新装備に身を固めた傭兵部隊5人に、手製のナイフと、弓矢を手にした一人の戦士が加わる。戦場への帰還を決意したランボーだった…!


ランボー
★★

・原題はJohn Rambo. ロッキーの完結編も主人公のフルネームが原題だったから、スタローンの頭の中では、この2つのシリーズは双子のような存在であって、共に完結させたいということなのかもしれない。
・だが、ロッキーの方は一作目から30年近くたって、見事に原点に回帰し、着地できたのに対し、ランボーの方は、どうだったのだろうか?
・今回はビルマを舞台にしているが、かといって政治的なメッセージは希薄だった。迫害されてるキリスト教信者たちの部族を弾圧する敵を単身で倒す、とそれだけ。一作目の、ポスト・ベトナム戦争の時代に人々の鬱屈を晴らし、勇気付けようとするような心は感じられない。
・結局、残酷に殺しまくるシーンが大半を占める。
・いや、結局、ランボーとはそれだけの存在だったのだろう。あるいは、国際政治自体がランボーをこういうふうに変えてしまったということか。
・殺戮場面で、血しぶきが飛ぶのだが、これらは全部CGで描き加えたものと思われる。妙に立体感がなく、色も変だった。わざと違和感を持たせてるのだとしたら、おもしろい。
(2008/6/24)

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