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「ジェネラル・ルージュの凱旋」

goo映画より

東城大学付属病院の窓際医師・田口は「チーム・バチスタ事件」を解決した功績で院内の倫理委員会長になってしまっていた。そんな彼女の元に、“ジェネラル・ルージュ”と呼ばれる救命救急の速水センター長と医療メーカーの癒着を告発する文書が届く。それと時を同じくして告発された医療メーカーの支店長が院内で自殺。田口は院長の命で院内を密かに探ることになる。そこに骨折した厚生労働省の役人・白鳥が運ばれてきて……。


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★★★★

・前作の「チーム・バチスタの栄光」は見ていない。テレビ局主導の、なんかのドラマの劇場版だろうくらいに勘違いして、敬遠したからだ。ドラマ劇場版ではなかった。評判のよかった「相棒」も劇場で見なかった。テレビ局主導というのに対する偏見を改めなければならないとは思う。
・ただ、ドラマ劇場版ではない本作も、匂いとしては、劇場版的な雰囲気を出している。その点はネガティブだ。
・コメディ風のキャラクターの導入、紹介、及び事件や対立関係の描写など、(比較的面白いといえば言える)テレビドラマの描き方を使って描く。これなら別に映画にしなくても、ドラマのスペシャル番組で構わないのじゃないかと思わせる。
・だが、主人公の速水(堺雅人)の真意が明らかにされていく中段あたりから、徐々に盛り上がりを見せる。特に終盤の、倫理委員会のシーンから事故がおき次々に患者が運ばれてくるあたりの盛り上がりは素晴らしい。見終わった後、爽快感を味わえる。
・速水のルージュ色の車が、誇りまみれで、周囲に雑草がぼうぼうと生えているのには、笑い、そしてジーンとさせられた。

(2009/3/17)

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