手紙
工場で働く20歳の武島直貴は、職場の人間ともまるで打ち解けず、人目を避けるように暮らしていた。それというのも唯一の家族である兄・剛志が、直貴の学費欲しさに盗みに入った邸宅で老婆を殺してしまったからだった。兄が罪を犯したのは、自分のせいだ。そう自責する直貴は、せめてもの償いにと服役中の兄から届く手紙に丁寧な返事を書き続けていた。そんなある日、更生した元服役囚と出会った直貴は、一度はあきらめたお笑い芸人の夢に再び挑戦しようと決意する。
★★★★
・どーんと暗い
・犯罪を犯すということが、どんな形であれ、本人そして周りの人間に重くのしかかることをズシリと感じさせる。
・小田和正の「言葉にできない」を使うのはホント反則技
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・どーんと暗い
・犯罪を犯すということが、どんな形であれ、本人そして周りの人間に重くのしかかることをズシリと感じさせる。
・小田和正の「言葉にできない」を使うのはホント反則技